ミラノ通信

ピザのオーダー

2017/03/31

イタリアでもピザの宅配サービスがあります。宅配専門店ではなく、お店でも着席して食べられるピザ屋さんが配達のサービスも行っているという感じでしょうか。

うちのお気に入りの宅配ピザは歩いてたった3分のところにある、Fuori Orario(フオーリオラーリオ)というお店です。住んでいるマンションのルカが働いていることもあって、時々頼みます。我が家から距離が近いため届けられるピザはいつでも熱々。味もすごくいいんです。

注文はこんな風に電話で行います。

「もしもし、何々味のピザと何々味のピザ、それからポテトフライを付けて宅配してくれますか?」

すると、

「ポテトはサイズLだよね? 少し混んでいるので今から30分後でもいい? 合計で18ユーロね」

などという会話があった後、

「えっとお名前と住所は?」

と尋ねられるので

「キアーラ通りに住んでいるヤマネです。じゃあ待ってます」

これで注文が完了し、後は家のチャイムがならされるのを待つだけです。簡単です。

先日のこと。電話でピザの種類の指定が終わった後、次にはお決まりの名前と住所を尋ねられるのかなと思ったら、

「キアーラ通りのヤマネさんだよね」

と先に言われたので仰天しました。

つ、ついに...。声だけで僕だってことがわかってくれるようになったのか。名前を覚えてくれたのか。常連っていうことなのか。と、目頭が熱くなるような深い感動を覚えました。

数分後に家のチャイムがなり、私は興奮しながら玄関に降りてゆきました。「さっき電話をとったの君?」と尋ねると、「いや、電話ば別の者がとってたよ。何で?」と。

「注文したとき、名前も住所も言わないうちから僕の名前とこの住所がわかったみたいで、覚えてくれたのかなと思って」

と言うと、配達人の彼は代金を受け取りながら、

「ああそれね。登録されている番号から電話があるとモニタに住所と名前が表示されるのさ。ははは。テクノロジーだよ」

「...」

ピザの味はいつもと変わらず美味でしたよ!

2017/3/31 ヤマネ@Milano