ミラノ通信

恐怖のデンティスタ

2018/06/30

デンティスタといえば歯医者のことです。

何をするにも健康があってのことですよね。幸いなことに私はこれまで大きな怪我も病気もすることなく過ごして参りました。イタリアの医療制度は比較的良く整っていますし、しかも国が提供している医療サービスを利用すれば待たされるんですが安価です。プライベート診療を使えば値段は跳ね上がりますが非常に早く診察や治療を受けることもできます。

こんな健康な私ですが、歯だけは・・・アカン。

悲しいかな定期的に歯が悪くなるのです。虫歯になることもあれば欠けることもあり、この10年、何度も何度もデンティスタのお世話になっています。いつも行く近所のデンティスタ・ジョルジョは私があまりにも何度も舞い戻るのであきれています。

10年来の付き合いとなるジョルジョは大の日本料理好き。私の歯を容赦なくガリガリ削りながら「ウラマキ、テマキ!」などと、こちらの痛みなど関係なく食べ物の話ばかりしてきます。あのね、私は話すことはできないのですからね!

そんなジョルジョに強く勧められたのはマウスピースです。「歯を見ればわかる。君はね、非常に噛む力が強いので歯を痛めてしまうんだ。寝ている間にマウスピースをすると随分と違う筈だ。」

半信半疑で作ってもらったマウスピースですが、私の歯形にぴったりです。当たり前か。頑張って付けてみると最初は違和感がありましたが徐々に慣れてきました。するとあら不思議。歯のトラブルが激減しました。

...と思ったらまた歯がかけたので泣く泣くジョルジョのもとに行ってきました。「またか!」と言われた後に「僕はね、おいしい中国人経営の日本料理屋と、日本人が経営している日本料理屋との差がわからないね。いや、差なんて無いんだ」と力説されました。

ああ、歯は大事にしたいものです。このままではかっこいいチョイ悪オヤジどころか歯が悪いオヤジで終わってしまいます!

2018/6/30 ヤマネ@Milano