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2012/05/23特許庁

2011年の特許出願等の件数

日本国特許庁より、2011年の特許・実用新案・意匠・商標の出願及び登録件数の
統計が発表されました。

特許出願の件数は、
2005年から2010年までは毎年、前年比で1%以上減少していましたが、
昨年は、震災というマイナス要因があったにも関わらず、
0.6%の減少に留まりました。

昨年の日本の企業・技術者は、震災に負けずに健闘した、といえそうです。

一方、実用新案、意匠、商標の出願件数はそれぞれ、
前年比で8.0%、3.0%、4.8%減少しました。
来年は、特許のように、下落傾向に歯止めがかかることを望みたいと思います。


ところで、特許庁は別途、毎月の出願件数の速報値を発表しています。
それによれば、昨年の特許出願は、
多くの月では前年同月比で増加、又は1%未満の微減でしたが、
3月と7月のみ、約7%減少していました。

3月の減少は、震災の影響で出願手続が滞ったことによると考えられます。
7月の減少は、発明の完成から特許出願までにタイムラグがあるため、
震災で研究開発が滞ったことの影響がこの時期に現れた、
と推定されます。

まずはお気軽にご相談ください。

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