2008/10/17弁理士ブログ
植物園
三連休のなか日、息子の少年野球チームの練習がオフになった。
ぽっかり空いた休日。バッティングセンターに行きたがる息子に、後から連れて行ってあげるから、と言い聞かせて植物園に出かけた。
穏やかで気持ちの良い日だったせいか、大勢の人で賑わっていた。
早くバッティングセンターに行きたくて気もそぞろな息子と共に向かったのはバラ園。
見ごろは過ぎていたものの、まだまだ多くのバラが美しい花を咲かせていた。
バラは古くから品種改良が行われてきた植物で、一般に「バラ」というと園芸品種のバラを指すらしく、数多くの園芸品種が存在する。
わが国では、種苗法に基づき植物の品種登録が行われる。植物の新たな品種を育成した者は、その新品種を名前と共に登録する。登録が認められた者は育成者権(その品種を業として利用する権利)を占有することができる。
バラ園ではバラの横に銘板が立てられており、そのバラの名前が分かるようになっている。様々な色や形のバラの花を鑑賞しながら、どのような思いでこの名前が付けられたのだろうか、と名付け親に思いを馳せた。
一緒に行った息子は、というと、私から借りたデジタルカメラ(カメラ付き携帯電話)を片手に、いつのまにかすっかりカメラマン気取りで、撮影するバラの選定や構図決めに夢中になっていた。