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2009/01/05弁理士ブログ

弁理士新1000年紀

明けましておめでとうございます。

凧あげや羽根つき等が見られなくなり、正月の季節感がなくなってきたと言われますが、「寒い」という季節感は昔から変わりません。「これから春に向けて暖かくなる」という希望が正月の最大の楽しみだと思います。

やや古い本ですが、2000年1月1日に発行された「2000年間で最大の発明は何か」(草思社)という本を最近、近所の書店でみつけました。この高速化の時代に、9年前の本が平積みになっているというのは驚きでした。決して小さな本屋ではないのですが。

その中に、「発明を可能にした社会構造」を挙げた人がいました。「新発明が切れ目なく生まれることを保証してくれる社会構造を発明することのほうがずっと重要だといえる。」というのが理由です。嬉しかったのは、その証拠としてエジソンの例を挙げた後、「だが、土台はもっと前に築かれていた。特許事務所なるものの発明が鍵となる一歩だったかもしれない。」と書かれていたことです。特許事務所なるものができて未だ200年は経っていないでしょうから、特許事務所は今後1000年は続くということでしょうか。希望のもてる1年、いや1000年になりそうです。

小林 良平

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