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弁理士ブログ

京都の山

2016/03/10

年に1度、主に夏休みを利用して家族で3000m前後の高い山に登ります。いきなり高い山に登るのは危険なため、日頃から低山登山に行って足腰を鍛えるようにしています。

京都市の東、北、西の三方には、それぞれ東山、北山、西山と呼ばれる連峰が広がっています。以前、長野県出身の友人に、京都の山は(低すぎて)山じゃない、丘だ、といわれたことがありますが、いずれも1000m未満の低い山ばかりです。その一つに標高465mの大文字山(如意ケ嶽)があります。東山連峰の一つで、五山の送り火の「大」という字が点火される山です。

大文字山にはいくつもの登山ルートがありますが、てっとり早く行けるのが銀閣寺近くの登山口からのルートです。このルートは、途中、送り火で使われる火床の横を通り、「大」の字の交点の火床がゴールとなっています。このルートだと、京都市内にある自宅を昼過ぎに出発しても明るいうちに戻ってこれます。ただし、手軽なルートだからといって侮ることはできません。途中、何箇所か急な上り坂があり、特にゴール手前の階段はかなりきつく、足腰を鍛えるには十分です。火床があるため、ゴール付近には高い木がなく、そのおかげでゴールからは京都市街を見渡すことができます。

こんな手軽な山ですが、いつ行っても人が少なく、往復する間に出会う人はせいぜい10人。観光客でごった返している銀閣寺参道の喧騒からは信じられないくらいに静かな空間に身を置くことができます。

南アルプスや北アルプスの山々のような迫力はありませんが、京都の山もなかなか魅力的です。山を下りると有名な寺院の庭園だったり、山全体が寺院の境内だったり、京都ならではの楽しみもあります。また、北山は東山や西山に比べると山が深く、その分、往き帰りに時間がかかりますが、山登りをしたという達成感を味わうことができます。

どこも、京都市の中心から1時間もあれば登山口に立つことができます。一度、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

市岡 牧子