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弁理士ブログ

日常の些事

2016/10/03

 我が家には二歳の息子がいますが、私に似てかなりの怖がりです。

 彼が、とても幼児のものとは思えない立派なおならをする度に、
「ブーのお化けがでた!」
とからかっていると、最近はおならをすると深刻な顔をして私のところに逃げ帰るようになりました。

 しかも、恐怖心は感染するもので、彼が怖がって私にしがみついていると、だんだん私まで怖くなってきて、二人して、びくびくしながら、ブーのお化けがいないか一部屋ずつ確認してまわる羽目になります。

 お風呂でブーのお化けが出現しようものなら、たちまち二人の間に重苦しい空気が流れ、いそいでお風呂のドアをぴっちりと閉めて、ブーのお化けが立ち去るのを声を潜めて待たねばなりません。

 そんな小心者の彼は、絵本が大好きです。

 先日、私の姉から、ある絵本の贈り物が届きました。
 それは、姉と私が子供の頃にとても気に入っていた絵本でした。

 うん十年間、その絵本のことなど一度も思い出さなかったのに、表紙を見ただけで中のページが克明に思い出され、ページを繰っていくと、その本に閉じこめられていたかのように、その本を眺めていた部屋の様子や、当時お気に入りだった人形のことが、鮮明に思い出されてきました。

 その絵本は、息子の大のお気に入りとなり、最近は毎晩、布団の中で二人してその絵本を眺めています。

 数十年後、息子がこの絵本と幸せな気持ちで再会してくれるといいなと思います。

皇 珠子