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弁理士ブログ

訪日外国人

2017/06/02

もう今更聞き飽きている感じだが、日本を訪れる外国人の数は年々増えています。私たちの特許事務所は京都最大の商業地の更にそのど真ん中に位置しているため、ホテルや飲食店が周囲にたくさんあり、また、名所旧跡へと向かう多数のバスやタクシーが一日中行き交っています。最近はまた、日本の修学旅行生も多く見かけるようになりました(一時期減ったように感じていたのですが)。

さて、私たちの特許事務所は外国との取り引きが多いのが特徴/特長ですが、外国の特許事務所の方々は日本の特許事務所を定期的に訪問するのがいわば慣習となっています。訪問の目的は、ちょっとしたご機嫌伺いであったり、営業活動であったり、その際についでといっては何ですが、外国の最新の法制度などについてもレクチャーしてくれます。
訪問の時期ですが、以前は秋(10~11月)に多くの訪問を受けていました。秋は気候も良く、ちょうど観光にも最適というのがその理由であると思います。ただ最近は少し状況が変わってきていて、ちょうど今くらいの時期(4~5月)に訪問を受けることが増えてきました。その理由を先日弊所を訪れてくれた一人の方に聞いてみると、これまで秋のシーズンを選んでいたが、やはりその時期は外国事務所の訪問ラッシュのため競争率が高く、先方のスケジュール調整がうまくいかない結果、面会が叶わないことが多くなってきたそうです。そこで、まだ競争率の比較的低い春のシーズンを自分は選んだと言っていました。もちろん、春の桜もお目当ての一つだったようです。この状況が続くと、今度は春の競争率も高くなり、後は夏と冬の特に気候の厳しい時期しか残らなくなりますが。

彼らはだいたい1週間くらいかけて、大阪や東京にある他の特許事務所も訪問するのが通常ですが、特に京都での宿泊先の確保の難しさは嘆いていました。以前は弊所から目と鼻の先にあるホテルなども滞在先に選んでいたようですが、京都への観光客が爆発的に増えた今となっては、それも難しいようです。そのため、なかなか京都でゆっくりと過ごすこともできず、弊所での面会前後に駆け足で近辺の観光地(二条城とか)を巡り、その足で東京あるいは日本以外(中国やシンガポールなどの他のアジア諸国)に出発する旅程になっていると聞きました。せっかくの機会ですので、こちらとしては「京都」という地をゆっくり堪能してくれると嬉しいのですが、現在の京都の受け容れ能力からすると、残念ながらそれも仕方ない状況です。

中村 泰弘