事務所概要

弁理士ブログ

日曜学校

2017/09/06

9月に入って、朝晩は涼しい風が吹くようになってきました。

みなさん今年の夏はどのように過ごされたでしょうか。

私は8月の連休に帰省しました。
実家は、滋賀県の湖東、琵琶湖と三重県境の中間辺り、田んぼの中に集落が点在する大変のどかなところにあるお寺です。

窓を開けると山から田んぼをわたって涼しい風が吹き込むので、8月でも冷房要らず、夜になると寒いくらいでした。

家の中にいても、バッタ、カマキリ、トンボ、チョウ、ヤモリ、カエル、等、色々な生き物に出会うので、息子の虫かごはすぐに満員になりました。そこにさらにハムやスイカが餌として放り込まれて、虫かごの中は何とも言えない混沌とした様相を呈していました。
夏休みになると、お寺では日曜学校が開校されます。

日曜学校といっても、土曜、日曜、雨の日はお休みで、ラジオ体操を終えた村の小学生達がそのままお寺に集まって、半時間ほど、本堂で正信偈の練習をしたり、古くから伝わる村の伝説を聞いたりします。聖徳太子が植えた木に、百済寺を焼き討ちするときに織田信長が通った道、お寺の石畳の一つ一つが昔の墓碑だと聞いた日は帰りに誰も石畳を踏めませんでした。
村の大人達がお盆のお参りに集まる8月13日の前日に全員で本堂の畳拭きをして、その年の日曜学校が修了し、6年生は卒業します。

特に告知があるわけでもなく、その年の上級生達が下級生達を連れてくる形で、長年続いている田舎の風習です。

真っ黒に日焼けした村の子供達と出会って、毎日が楽しかった長い夏休みを懐かしく思い出しました。

皇 珠子