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弁理士ブログ

ベンチャースポーツ

2018/03/01

ピョンチャンオリンピックが終了しました。事前にはチケットが大幅に売れ残っているという話があり、心配されていましたが、結果的にはやはりオリンピックの根強い人気を裏付ける結果となりました。特に日本では、羽生結弦やカーリング女子チームなどが絵になるシーンを連日提供してくれた後、最終的に13個のメダル獲得という結果となり、大いに盛り上がりました。昨日(2月27日)は、カーリングの選手たちが故郷に錦を飾る様子があちこちのテレビで見られました。

メダル数13個は自国開催の長野オリンピックの10個を超え過去最高ということでしたが、ハーフパイプとかパシュートとか新しい種目がたくさんあることを見ると、メダルの総数も相当増えているのではないかと、やや心配になってきます。そこで調べてみると、確かに、長野のときは金銀銅のメダル総数が205個だったのが、ピョンチャンでは307個と、約50%も増えていました。そうすると、今回の13個も、率からすると長野を上回るものではないようですが、そこで更に考えなければならないのは、参加国、出場者も増えているということです。出場者数までは調べられませんでしたが、最高のメダル数を獲得した国の占有率が下がっていることは確かでした(長野:ドイツ14.1%→ピョンチャン:ノルウェー12.7%)。より多くの国、多くの競技者が競うようになってきたということが言えそうです。

高木菜那選手が金メダルを獲得したスピードスケートのマススタートという競技は、ピョンチャンで初めてオリンピックに入った競技です。おそらく、オリンピック入りを狙う競技はその他に山ほどあるに違いありません。私の息子はスポールブールという競技をしています。オリンピックには入っていないので世界的にもメジャーでないことは確かですが、日本では相当マイナーなスポーツに入ります。Wikipediaによると「小さい目標球(ビュット)に向かって金属製のボール(ブール)を転がし、自分のボールを相手よりもビュットに近づけたり、自分のボールを投げてほぼノーバウンドで相手のボールに当てて弾き飛ばし、相手ボールの方をビュットから遠ざけることで得点を競う」という競技のようです。ペタンクに近いようですが、ペタンクよりはずっと激しいスポーツのようです。

カーリングは今回のLS北見の皆さんの活躍で一気に知られるようになりましたが、これまでのマイナー時代の苦労は大変だったようです。ベンチャー企業のスポーツ版(ベンチャースポーツ)というべきでしょうか、やはり技(企業で言えば品質でしょうか)だけではなくて、皆さんに応援してもらう体制を作るのが大きな仕事になると思います。東京オリンピックのマスコットキャラクターが発表されましたが、そのような体制作りの中で知財の果たす役割も大きなものがあります。私たちも、ベンチャー企業の他、ベンチャースポーツにもお役に立ちたいと願っています。

小林 良平