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弁理士ブログ

2018/09/11

京都には毎年、国内外から数多くの観光客が旅行で訪れます。祇園祭や大文字の送り火等、主だった夏の行事が終わり、秋の紅葉シーズンが始まるまでの今の時期は他の時期に比べると観光客の数が減るようですが、それでも、多くの観光客を見かけます。

以前に比べると、観光地として有名な寺社仏閣や景勝地だけでなく、町なかの小さな通りを散策する観光客が増えたように思います。日本から遠く離れた国から訪れる外国人観光客の目に京都の町並みはどのように写っているのでしょうか。民家の軒先の何気ない飾りに目を奪われ、民家の玄関につながる細い路地をのぞき込んでいる外国人観光客の姿を見かけると、私たちにとっていつもの見慣れた風景が彼らには違ったものに見えているのではないかと思います。旅にはそんな魅力があります。

先月はあまりの暑さに辟易し、外を出歩くのをやめて美術館や博物館を訪れました。その一つ、「プーシキン美術館展-旅するフランス風景画」展が開催されていた国立国際美術館(大阪・中之島)では、遠く離れたフランスを旅するような気分を味わいました。その展覧会では、モスクワのプーシキン美術館が所蔵する17世紀から20世紀までのフランス風景画65点が第1部と第2部に分けて展示されており、第1部では風景画が描かれるようになった時代背景に注目して、第2部では描かれた場所に注目して風景画を紹介しています。特に第2部では風景画が描かれた場所を示す地図が壁に貼られていて、画家たちが風景画を描いた場所を辿りながら鑑賞できるよう工夫されており、そのおかげで、鑑賞を終えた頃には、風景画の舞台となったパリ市街やパリ近郊、南フランスの風景にすっかり魅了されていました。

今月の終わり、10日間の休暇をとって旅にでかけます。行き先はコスタリカ。中央アメリカ南部に位置する自然豊かな国で、初めて訪れます。残念ながら画才がありませんので風景画を描くことはありませんが、どんな風景に出会えるか、とても楽しみです。

市岡 牧子